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糖尿病の看護師が夜勤の際に気を付けるべきポイント

糖尿病の看護師が夜勤の際に気を付けるべきポイントとは、何でしょうか?実際に複数の糖尿病病棟で夜勤をこなしてきた看護師が、そっとお教えしちゃいます!

糖尿病の看護師が夜勤の際に気を付けるポイントその1 「夜間低血糖に注意!」

糖尿病の看護師が夜勤の際に気を付けるポイント、まず一つ目は「夜間低血糖」です。

眠前に測った血糖は正常範囲でも、深夜2時に測ってみると低血糖を起こしていることがまれにあります。

これは、主にインスリンや経口血糖降下薬の中でも特にインスリンの分泌を促す薬を新しく始めた方に起こりやすい現象です。

夜間低血糖の怖さは、本人は寝ているために自覚症状がないことです。この状態が続いてしまうと、寝ている間に重症低血糖となり、最悪生命の危険がありえます。

そのため、糖尿病の看護師として、夜勤中は特に入院直後や新しくインスリン、経口血糖降下薬を開始した方に対して、「夜間低血糖」に注意するようにしてください。

糖尿病の看護師が夜勤の際に気を付けるポイントその2 「夜間の間食に注意!」

糖尿病の看護師が夜勤の際に気を付けるポイント、二つ目は「夜間の間食」です。

夜勤は、日勤に比べてスタッフの数が非常に少なく、見回りの回数も少なくなります。

よって、日中間食を我慢している患者さんが、夜間にこっそり…なんていうのが、実際によくみられます。

特に認知症などで認知機能が低下していなければ、床頭台の内部まで確認するということはほとんどありません。

もし、朝の血糖が異常に高い場合は、そのことを記録に残し、翌日の夜勤者へ観察の強化を依頼します。

間食は、それだけ患者さんが現在の状態に対して理解をしていない、ということです。

そのため、もし夜勤の際に間食を見つけたとしても、間食したことそのものを責めるのではなく、「なぜ間食をしてしまうのか」という点について問題を抽出し、解決策を検討する必要があります。

糖尿病の看護師が夜勤の際に気を付けるポイントその3 「不安に思ったら血糖を測定する」

糖尿病の看護師が夜勤の際に気を付けるポイント、三つ目は「不安に思ったら血糖を測定する」ことです。

夜間、患者さんがふらふらしていても、「寝ぼけているのかな?」と考えてしまいがちです。

確かに、眠剤の効きすぎでも足元がふらつくことがありますし、すぐに血糖測定まで考えがいかないかもしれません。

しかし、特に糖尿病の患者さんの場合、低血糖による意識障害は起こりやすい症状の一つであるとともに、低血糖によって出現する症状は人によって違います。

そのため、糖尿病の看護師として、夜勤中もし患者さんが夜間不穏になったり、いつもと違う行動をするな、と思ったらぜひ血糖を測ってみてください。

実は、夜間低血糖を起こしていて、それによって症状が出てきてしまっているのかもしれません。

糖尿病の看護師が夜勤の際に気を付けるポイント まとめ

いかがでしたか?

糖尿病の看護師が夜勤の際に気を付けるポイントについてお伝えしてきました。

糖尿病は、単独で病棟がある場合が少なく、他の科と合同であるがゆえになかなか糖尿病メインで見ることが難しくなっています。

そのため、夜勤中は他の疾患患者さんで手一杯となってしまい、糖尿病の患者さんに係わる時間が少ないのが現状です。

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執筆者情報

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