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糖尿病の看護師として、爪のここに注意!!
糖尿病の看護師として、爪は大切な観察項目の一つです。そこで、特に爪の症状に注意してもらいたいところを、糖尿病療養指導士がお教えしちゃいます!
糖尿病の看護師として、爪の「白癬」の有無を把握する!
糖尿病の看護師として、爪の「白癬」の有無をまず把握することが大切です。
爪白癬とは、文字とおり爪の白癬であり、高齢者の患者さんでは比較的よくみられる症状です。
爪白癬に罹患すると、爪が分厚くなるとともに、爪自体がもろくなってしまい、自己での管理が非常に難しくなります。
糖尿病の看護師として爪を観察する場合、まずはこの「爪白癬」の有無を確認し、もしあるようならば早期に医師へ報告し、爪白癬の外用薬塗布を開始するとともに、爪の管理を強化しなくてはいけません。
なぜなら、爪白癬は放置しておくと、爪そのものが欠落するリスクがあり、患者さんのADLにも影響を及ぼす恐れがあるからです。
また、爪が変形することで皮膚を傷つけやすくなる恐れもあるため、糖尿病の看護師としては爪白癬の観察および治療は非常に重要です。
爪白癬の外用薬の塗り方も、自己流で行っている患者さんが多いため、可能ならば薬剤師より直接薬の塗り方について指導されることをお勧めします。
糖尿病の看護師として、爪の処置中に「深爪」に注意する
糖尿病の看護師として、爪の処置での「深爪」に注意しなくてはいけません。
高齢の方で糖尿病を患っている方の場合、加齢による老眼や、網膜症の進行によって視力が低下しているために、爪を自己で切る際に色の区別がつきにくくなってしまい、特に深爪をしやすい傾向にあります。
深爪をしてしまうと、爪の形が変形しやすいだけでなく、糖尿病患者さんにとっては深爪をした部分から化膿し悪化、切断となってしまう可能性もある、非常に怖いことなのです。
そのため、患者さんへ深爪に注意するよう指導するとともに、自己での爪の管理が難しそうな場合は、アセスメントを行って看護師が爪の処置を代わりに行うようにすることも大切です。
もし看護師が管理することになった場合は、病棟に入院している間だけでなく、退院後も定期的に爪のカットができるよう、外来や通院先のクリニックと連携をとるようにする必要があります。
糖尿病の看護師として、爪は「スクエアカット」を勧める
糖尿病の看護師として、爪は「スクエアカット」を勧めることも、大切です。
爪のスクエアカットとは、通常爪は丸みをもってカットすることが多いのですが、それをまっすぐにカットし、先は刺さらない程度に軽く丸みを持たせます。
そうすることで、爪が伸びた時に皮膚に食い込みにくくなり、爪によって皮膚を傷つけることを防ぐことができます。
糖尿病の看護師として、この爪の「スクエアカット」はぜひ押さえておいていただきたいポイントです。
糖尿病の看護師として、爪のここに注意! まとめ
いかがでしたか?
今回は糖尿病での爪の観察ポイントや注意していただきたいポイントについてお伝えしてきました。
糖尿病の看護として、足浴などはよく行われている一方で、爪の管理については「難しそう」
「看護師がやって傷をつけてしまったらいやだ」などという理由から、看護師でも管理しづらいものです。
そこで、正しい知識を身に着けた上で爪の管理を行うことで、患者さんのADLを著しくあげることができるのです。
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